ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル
『ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル』は、2011年5月25日に
バンダイナムコゲームスからリリースされた
アーケードゲームで、全国オンライン対戦が可能な新感覚の格闘アクションゲームです。原作は
鳥山明による『ドラゴンボール』シリーズで、プレイヤーはシリーズのキャラクターを使って戦います。
ゲームの概要と進化
本作は『ドラゴンボール』のキャラクターを駆使し、4人による対戦を基本としています。プレイヤーは「バナパスポートカード」と呼ばれるICカードや一部の
携帯電話を利用して、戦績やコスチュームカスタマイズを外部に保存可能です。
2012年には初となるメジャーアップデート(Ver.2.01)が行われ、その後
2015年に第二次アップデート(Ver.3.01)でタイトルが『ドラゴンボール ゼンカイバトル』に改称されました。残念なことに、2023年
10月28日に稼働終了が発表されました。
ゲームプレイとルール
このゲームでは、勝利条件は順位の上位2位に入ることです。体力が残っているプレイヤーや与えたダメージの量が考慮され、最終的に上位に進出することで次のラウンドへ進むことができます。
仙豆というアイテムが重要なシステムとして導入されており、これを使い切るとKO負けとなります。また、2位以内に入った場合、最大で10回プレイできるボーナスもあります。
チームバトルとキャラクター
2015年のアップデート以降、2対2のチームバトルが主流となり、強いチームを維持し続けたプレイヤーには追加のプレイ機会が与えられます。ゲーム内には多彩なキャラクターが存在し、各キャラクターごとに異なる戦い方や特性があります。使用可能なキャラクターはアップデートによって増加し、特定のイベントを通じて新たなキャラクターを解放することが可能です。
ステージと操作システム
プレイヤーはバトルの際、360度どこでも攻撃が可能な3Dフィールドで戦います。フィールド内の障害物も破壊可能で、対戦の戦略に影響します。基本操作は公式のアーケードスタイルコントローラーで行い、特定のボタンによって攻撃や防御、特殊技が発動します。また、必殺技やホーミングダッシュなどの応用操作によって、戦略的にプレイすることが求められます。
キャラクターの特性
ゲームには、多様なキャラクターが用意されており、各々に異なる特性があります。たとえば、孫悟空は近距離・遠距離両方の攻撃が得意で、特定の条件下で強化される能力を持っています。
クリリンは補助技が得意ですが防御力が低く、
ベジータは近距離攻撃に特化したキャラクターです。新キャラクターは定期的なアップデートやイベントを通じて追加され、新しい戦略とプレイスタイルが楽しめます。
今後の展望
2023年に稼働が終了することが決定していますが、これまでに多くのプレイヤーに愛された作品であり、その人気と影響力は今後も色あせることはないでしょう。『ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル』の魅力は、挑戦的で多彩なバトル体験にあります。